痙攣性便秘の特徴と治療法

痙攣性便秘の最大の原因はストレスです。ストレスの感じ方は各人でそれぞれ違いますが、毎日の生活の中で自然と積み重なったストレスによって突然体に変調を来すことはよくあるのです。


ストレスに負けないために、まずは意識的に暮らし方や考え方を少し変えてみるのがいいようで、ストレスと上手につきあう方法がきっと見つかるはずです。中でも規則正しい生活は大切です。 自然のリズムというのは、交感神経が活発に働く昼間に活動して、副交感神経の働きが優勢になる夜間に眠って休息をとるようになっています。


夜更かしや朝寝坊は、この自然のリズムを乱す元凶です。又、生活にメリハリをつけるのもポイントです。昼間の活動時間帯には、活動的に動き、交感神経を充分働かせることが大切で、休日などに昼間からごろごろ横になって過ごしていると逆に疲れがたまるものです。


入浴も効果的です。 入浴は、簡単にできるストレス解消のいい手段で、ゆったり時間を使ってぬるめのお湯にのんびり浸かれば、昂っていた交感神経を鎮めることができます。


ラベンダーなどの入浴剤は鎮静作用があるので、これも使ってみてください。それでも、気にかかることがあって寝つきが悪かったり、眠りが浅かったりする人は、率直に医師に相談して、眠りを改善する薬を処方してもらうのも手です。